渓流の釣り小道具 – 針外し

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針を飲み込むことの多いイワナの釣りでは針外しは必須の小道具ですよね。しかし、一般的な針外しはなかなかうまく針がはずれずに魚を血だらけにしたあげくハリス交換になってしまうことが多々あります。

渓流の釣りを始めてからの40年以上、いろいろな針外しを過去に試してみましたが、ここで紹介するものはお勧めのものです。これ以上のものはないと思います。

以下に実際に釣り場で使用した際のビデオも掲載しましたので、参考にしてください。

針がきれいに抜ければ、ハリス替えの無駄な時間も節約できますね。

商品には[M]と[S]があり、両方試してみましたが、渓流には[S]が適しています

この針外しの特長は、先端部の針がひっかかる部分の構造にあります。

使用する場合には、針外しを魚の口から奥までハリスを張った状態で、止まるまで入れます。そこで勢いをつけて一気に奥まで突っ込みます。
すると外れた針は針外しの先端部のU字状の部分に隠れます。そのため、そこから針外しを引き抜いた時に針が再度、魚にひっかかることが無く、するっと抜けます。

針に返しがある渓流針ではもちろん100%きれいに抜くことはできません。でも、この針外しは他の針外しと比べてするっと抜ける成功率が高く、感覚的な数値になりますが70%以上の確率できれいに針がはずれます。

魚にとっても、釣り師にとってもすばらしい針外しだと思います。

(2023年11月3日追記)

釣り針を「アマゴ半スレ」に変えたところ、この針外しとの組み合わせでは2023年5月から禁漁までの5回の釣行で釣ったイワナ69尾、アマゴ57尾、ヤマメ8尾、ブラウン8尾の合計135尾(針を飲み込まれていない魚も含む)では99.3% 針を外せています。
(チビイワナ1尾だけが失敗で、残念ながら100%になりませんでした)
リリースしたイワナ、アマゴはみんな元気に戻っていきました。死にそうになった魚はいないのがうれしいです。

以下のビデオは釣り場での実際の使用例です。