2022/09/12 F002 リベンジ釣行

昨秋、今春と不調だったF002のリベンジで、来年に続けるための釣行

今回のプラン、そして出発

F002はF048/F049釣行の次にハードな釣行だが、僕のお気に入りの沢の一つ。いつも良型のアマゴが出迎えてくれて、釣った!という気分がつきない良渓だ。

しかし、昨秋および今春の釣行では、いままでにないくらいの不調だった。

このままでは、来年の釣行先として選定するには不安がありすぎる。まもなく禁漁となる今年の釣行では、なんとかリベンジしておきたくてF002への釣行となった。

今回は日帰りでの釣行をプランし、前夜出発で車中泊をすることにした。

前週の金曜にミミズとブドウ虫を上州屋で確保し、給油も済ませた。

出発前に累加雨量を確認したところでは、水曜と土曜にF002下流の本流ではまとまった雨が降ったようで、ライブカメラでも通常より多めの水量に見えた。

日曜の夜の10時37分に自宅を出発。中央道経由のルートも調べてみたが、時間的にも費用的にも新東名ルートの方がいいことが分かったので、いつものようにこのルートで。この時間での出発なら、高速も深夜割引が適用される。

0時24分に高速のICを出る。県道に入る前に国道号沿いのセブン-イレブンでランチを調達。明るいコンビニ駐車場で、車中泊の準備を整えてから出発する。

今回初めて訪れる広場にちょうど1時ごろに到着。誰もいなくて静かだったが、3頭の鹿が驚いたように逃げていった。

今回はマットなどは持参せず、後席を倒してフルフラットにしてシュラフのみを使った。夜明けは5時37分なので、4時40分起床のタイマーをセットして車中泊で仮眠するも、十分寝付けずに時間通りに起床。

F002に向かう

スパッツ、ニープロテクターをつけて、ウェーディングシューズを履くまでに意外と手間取った。現地についたらすぐに出発できるようにしてから、広場を出発。もう5時6分になってしまった。

5時18分にF002下の県道沿いに駐車。すぐに出発。

神社下の水を流しているところを確認。ちょろちょろではなくて普通に水が流れていて安心する。

階段を登り終えた神社では、小銭が500円玉しかなかったので、大盤振る舞いとなるが500円のお賽銭で安全と好釣果を祈願して出発する。

6時25分、取水池に到着。ここの標高は998m、県道の標高は663mなので、標高差335m。

最近知ったことだが、この辺りには12個もの水力発電所があるとのこと、すごいね。この取水池も直下の発電所のためのもの。

今回の釣行はF002の支流の奥なので、F002本流を渡渉して左岸の林の中を、熊よけの電子ホイッスルを時々鳴らしながら進む。

山道の途中では、道の真ん中に春先にも見かけた鹿かカモシカの一頭分の骨がだいぶ減っていた。

と、少し先の水場にもなっているガレ場あたりから黒い動物が足早に川を右岸に渡るのが見えた。熊?猪?どちらかは分からない。走る早さからすると猪か?ここでも電子ホイッスルをけたたましく鳴らしてから注意深く先に進んだ。

7時15分。支流奥の最初の二又の手前に到着。標高1,163m。

釣行開始

二又の少し下になる、この辺りから釣ることにする。休憩を取って汗だくのTシャツを脱ぎ、虫除け兼日焼け止めスプレーをかけた後に長袖シャツに着替える。

7時40分頃、釣行開始。日の出の時間は過ぎているが、谷はまだ薄暗い。気温21℃の快晴だ。
水量はそれほど少なくは無いが、予想していたほど多くはなかった。

すぐにちびアマゴが続けて3箇所から出た。反応があることにまずは安心する。この後はしばらくアタリが無かった。

釣行開始から30分後ぐらいに二又の左側の沢、こちらが多分支流の本流筋、に進む。もう陽が当り始めている。

直後、深さのある落ち込みで良型!24cmのアマゴが明確なアタリで勢いよく出てくれた。

浅めのところではチビが出て、深さのあるところでは良型が出る感じで12尾ほど釣ったところでブランチにする。10時半。気温は21℃。
深さがあると言っても、1m以上の深さのあるところは見当たらない。砂で埋まっているためか?せいぜい50-70cmぐらいの水深だと思う。
コンビニで買ったサンドイッチ2個、おにぎり1個に紙パックジュース。これは今年の多いパターンで、お湯を沸かす装備を省いている。

食後に釣行再開。すると、右岸側からひょっこりとリスが出てきた。口にくるみのような木の実を加えている。あまりリスに出くわしたことは無いので、撮影をしようとしたら、リスはこちらに気づいてびっくりしたらしく、左岸側の斜面を走って登っていってしまったので撮影は間に合わなかった、残念。

そういえば、今日は鹿、熊か猪(!?)、そして今回のリスの他に蛇も見た。最近、釣行時にあまり自然の動物を見ていなかったので、なにか嬉しい。

その後も順調に釣り登るが、今回はチビと20cm以上の良型が多く、15-16cmの平均サイズの魚があまり出ていない感じがした。何故だろうね。

支流2番目の二又を過ぎると、やはり水量がだいぶ減ってきた感じがしてきた。そのせいで、深さのあるポイントがなかなか無い。

気づけば1時近い。結構登ってきたので、帰りもそれなりに時間がかかりそうなので、納竿とした。

下山から帰宅

川通しの下山は疲れるので、地図を調べて左岸側の尾根に登っては沢に降りるを繰り返して、F002本流と支流との合流点まで下る。

今回はちゃんとストック2本を持参したので、下る際も安心で、膝への負担も軽減されているのが分かる。

12時55分に納竿して出発した後、1時40分に一昨年、昨年にテント泊をしたテン場の横を過ぎ、2時15分に取水池に到着。神社まで降りたのがちょうど3時。神社に安全と好釣果のお礼をし、県道脇の水場で顔、頭を冷水でざっと洗って、車に戻った。

とりあえず、広場まで車を飛ばし、そこで着替え、後片付け。

今回、試しに製氷剤2個を入れた小型クーラーをシュラフでくるんでおいたが、製氷剤はまだ凍っていた。Good ! でも、シュラフは少し濡れてしまった。キープした9尾のアマゴをクーラーにしまって出発。

3時半に広場を出発して帰路につき、自宅到着が6時45分。納竿から5時間45分かかったことになる。やはり、F002釣行は日帰りでは結構きついな。

まとめ

帰宅がだいぶ遅くなってしまったが、今回の釣行は楽しかった。釣果も十分で不調だった過去2回のF002釣行のリベンジはできた。目的達成!

これで来年もF002には行くだろう。いいねぇF002!

F002本流はかなりの水量があったが、支流はそれほどではなかった。支流ももっと水量があれば、更に面白い釣りができると思うし、本流もしっかり釣ってみたい。

今回の釣果:

  • 5cm x 3, 6cm x 2, 9cm, 11cm, 14cm, 16cm, 17cm x 3, 18cm x 2
  • 19cm, 20cm x 3, 21cm, 22cm, 23cm x 2, 24cm x 2

合計 24尾。19cm以上キープ 9尾 (親子3人で塩焼きでありがたくいただいた)