2021/09/27-28:F002, 9/28:F011, 9/29:F012
2021/09/27-09/29 テント泊釣行と下山後釣行
2021/09/27-28:F002, 9/28:F011, 9/29:F012
[9月27日 – F002]
前日に上州屋で餌購入。予想通り熊太郎の標準ミミズは無く、HKさんの分を含め熊太郎太虫を2箱購入。ブドウ虫は眉なし30匹を1個。就寝前に水を含めザックに詰められる物は詰めておいた。16kg超えの重さになった。
今回は嵩張るサンダルとHelinoxはザックの外に括り付けた。
4:30に起床し、当日分の荷物(食料中心)を詰めて5:04に出発。近くのファミマが24時間営業なのを知ったので、ファミマで今日の昼食のサンドイッチを購入。今朝入荷のパンがあってよかった。
ザックを持ち上げると、なぜか下部が湿っていて気になったが、ザックの中身を全部出すと時間がかかるので、そのまま出発した。
運転しながらもザックが気になっているうちに、間違ってJCTで別の高速道に入ってしまった。次のICのゲートで相談すると、慣れた感じで手順を説明してくれて、案内に従ってUターン。
ここまでで2つのハプニングだ。
いつものようにSAで朝食。今日はコンビニでおにぎり2個とした。
約束のコテージには、HKさんとの約束の9時よりだいぶ前の8時20分すぎに到着。早々と着いているHKさんはコテージの前でお弁当を食べていた。
今回はHKさんの車を置いて、僕の車でF002下まで向かった。
テン場までの道中も一部撮影するために、新しく調達したGoProの首から下げるアタッチメントを使用してみた。
8:47に車を離れ、神社を8:51頃出発して登る。ザックのせいで小銭が入っているズボンのポケットに手が入れにくく、今回はお賽銭は入れなかった (言い訳!?)。
この山道は歩き始めの部分は一番急登で辛い部分。それでも前回よりは少ない休憩で登った。
鉄階段のある送水管のところまで来てみると、前回来た4月頃にはまだやっていた工事は完了したようで、鉄柵も新しくなり、使用していたモノレールも無くなっていた。
9:43には僕が「ほっと一息」と呼んでいるところまで到着し休憩。この先には急な上りは無くなる。
10:07には取水ダムの横を通りすぎる。
ここからは、いつもは僕はすぐに渡渉して左岸から登るが、今回は右岸を進むHKさんルートでしばらく進んだ。
渡渉点となるところの下流の深みは運試しということで、僕が竿を入れてみたが反応は無く、根がかりしたので止めた。 ここで釣れる日はいい釣りができるのだそうだが、残念だった。
渡渉してからは左岸の林の中を進み、11時過ぎにテン場に到着。
テントを設営後、ランチを取り、焚き火用の木を拾いに行った。午後はたっぷりの釣行とした。塩焼き用の魚は、お互いの保険として各々2尾までキープすることにした。
昨年と同様に来るまでのF002下流部の下を僕が、上はHKさんが探ることにした。分岐点は左岸の水場となる小さな沢が入ってきているところ。
水量はちょっと少なめといったところか。下から順次探っていくが、アタリが殆どない。たまにアタリがあるが、針がかりしない。チビ達としか思えない。HKさんと分かれたところまで釣り上がったが、結局、ボウズに終わった。F002でこんなのは初めてだ。
テン場に戻るとHKさんは既に戻っていて、それなりの釣果があったようだ。しかし、僕と別れた下の方では全くダメで、ある程度上ってきてから釣れだしたとのこと。僕のキープは無かったので、HKさんがキープした二匹の21cmのひとつの塩焼きをいただくことにした。
焚き火用にいい太さの倒木があったので引きずってきていた。持参したキャンプ用のノコギリで適当な長さに切るといい感じで燃えた。やっぱり焚き火はいいね。 昼間たくさんいたコバエの姿も無く、夜はほとんど虫はいなくて快適だった。
ザックの下部が濡れていたのは、ザック内部に入れていたウォーターリザーバーのチューブがしっかり嵌っていなくて水が漏れていたようだ。とにかく原因が分かってよかった。
この夜はF048/F049のテント泊と同様に焼き鳥缶詰プラス生椎茸の材料でのメスティンによる炊き込みご飯。それに川の水で冷やしておいたビール、日本酒で焚き火を囲んだ。。
入山前の天気予報はでは天候の崩れが心配だったが、樹間からは星が見えていた。
[9月28日 – F002]
朝5:30起床の約束で寝たが、早めに目が冷め、5時には起きてテント内の片付けをしてから外に出た。あまり寒くはない。昨夜、HKさんにいただいた漢方のこむら返りの薬のせいか、夜は足もつらずに、快適に眠れた。
今日はHKさんは南側の沢。僕はF002本流の上流部をやることにした。地図で見ると、F002右岸には上の方までずっと登山道らしきものが出ているので、それを見つけて上流まで釣らずに行くことを入山前から予定していた。
簡単な携行食を食べ、1時には戻る約束をして6時頃出発。
釣らずにF002左岸を上流に進む。
右岸上に注意しながらしばらく進むと、目星をつけていたあたりで、右岸に石垣が見え、その上に道らしきものが見えた。
この道は幅もそれなりにあるので、登山道というより、林業用道路だったのかもしれない。
しかし、しばらく進むと道が無くなる。すると対岸に同じような道が見え、そこまでは川は浅瀬になっている。また、 しばらく進むと道が無くなる。と対岸に道が。こんな感じで何回か繰り返すと、目指す二又に出た。
ここまでの間にF002らしい巨岩が段々と消えていき、別の川のような渓相のようだ。また、それほど古くは無い踏み跡が続いていたので、釣り人が入っているのは確かなようだ。
右側(左岸側)の沢をしばらくやってから左側の沢をやることにして、まずは二又の合流点から釣りを開始する。
水はだいぶ細くなっていて、深みのあるポイントは無い。昨日と同じような感じで、たまにアタリがあるが、針がかりしないチビのものらしい。
ときどき、15cmとか20cmぐらいの魚影をみかけたが、鼻先に落としても、ミミズにもブドウ虫にも見向きもしない。
この沢もだいぶ進んだが、この間では5cmが1尾出ただけで、水は更に細くなるばかりで、この先の期待は薄い。また、途中では木にかかった仕掛けの回収時にメイン竿の真ん中辺りが折れてしまった。
さばらくサブ竿で探っていたが納竿して、二又まで引き返し、右岸側の沢にちょっと入ったが、様子は似たような感じなのですぐに止めた。
残る釣り場所は、昨日、HKさんがやったテン場下辺りの本流しかないので、一気にそこまで戻って再度、探る。
しかし、南側の沢との出会いで10cmのチビが出ただけでそれ以外にはアタリも無いのであきらめて、11時過ぎには早々とテン場に戻った。
しばらくするとHKさんも早めに戻ってきた。それなりに魚は出たらしいが、上の方の水が無いので引き上げたらしい。
今回、ここまで重い荷物を担いでやって来て、この有様では情けない。かなりの釣り人が入っていたと考えるのが妥当か。
早めにランチを取り、テン場の撤収。本来は釣りを終えて集合予定だった1時頃にはテン場をあとにして下山を開始した。
下山は私のルートである左岸を取水ダムまで下った。取水ダムのそばでは、今日来たと思われる釣り人がタープを張って食事の支度をしていた。
なるほどここをテン場にするのもアリかなぁ、と思った。ただ、ここだと次々と釣り人が通過して落ち着かないかもしれない。
14:17 神社に到着。思えば、お賽銭をちゃんとやらなかったのが、今回の不調の原因だったかもしれない。次回からは忘れずにちゃんとしよう。
[9月28日 – F011]
コテージに到着して、釣れなかった僕にHKさんが気を遣ってくれて、コテージの裏辺りから本流でも釣ってくればと言ってくれた。そう言われてみてその気になったのだが、隣のコテージに先着していたKさん、Yさんの車が2台とも置いたまま、ふたりとも釣りに出かけている模様。そうであれば、この裏から本流に入った可能性が高いので、釣りに行くのはどうしようかとしばし悩む。
しばらく考えた末にF011の下流部を少し探ることにし、5時頃までにはもどると告げて既に3:22。
吊橋を渡ってF011の本流との出会いから釣行開始。今回はサブバックを持参しなかったことと、釣果はあまり期待していなかったのでGoProも車に置いてきた。
しかし、釣り始めるとチビが中心だが、さかんにブドウ虫を追って、釣れてくる。全然先に進めない。ちょっとしたポイントにも魚がいるので面白い。
やたら釣れるので時間がたつのも忘れ、気づくと4:40を過ぎていたので、急いで納竿。コテージまでは意外と距離がある。
結局釣果は 21cm, 18, 16, 15, 14 の他に、7cm以下のチビは10尾以上釣れた。これで少しは気分が晴れた。
コテージでは温泉に浸かってから、外で釣り仲間と4人で酒宴となった。
僕の夕食は昨年と同様、冷凍チャーハン、トマト、とうもろこし。もちろんビールが2本。
実はこの時、3番目のハプニング。食事をしながら、先日嵌めたばかりのインプラントの上モノが外れてしまった。この歯の上モノは嵌めた後の最初の調整をする予約が長引いてしまったせいで外れたのか?
いずれにしろ、帰宅後すぐに歯医者の予約をしなければならない。
みんなは明日は釣らないで帰宅とのこと。僕はF012をやることに決めていたので、余ったブドウ虫を分けてもらった。今回はミミズは本当に不調だった。アタリがあっても、合わなかった。HKさんも同じようなことを言っていた。
[9月29日 – F012]
5時に起床して、5:40に出発。F012の二番目の橋の手前の広場に駐車する予定だったが、チェーンが張られていたので、入口脇のスペースに駐車し、橋から入渓する。6:05am。
少し濁りが入っているので、良さそうな感じだったが、1時間やっても全くアタリも無い。経験上、これは釣り人多数のせいだろうと方針を変え、人が入っていなさそうな所に絞ることにした。
まずは流れが2つに分かれているところで、釣り人が無視しそうな細い方を探る。一発で18cmのアマゴが出た!
次に右岸からチョロチョロ流れて来ていた小さな沢のちょっと上の溜りを探ると、17cmのイワナ!
これで方針に確信が持てたので、林道と反対となる右岸側だけで釣り登ることにした。こちら側からだと、対岸とは違うポイントも探ることができるし、同じポイントも違う流し方ができる。ところどころに蜘蛛の巣があったので、こちら側からの釣り人は最近はいないことが分かる。
こんな感じでしばらく釣ると、20cm以上のアマゴとイワナがポツポツと釣れた。
8:40am。上に壊れかかった木橋がかかる大淵のある通らずに到着。ここも対岸側(右岸)からの大淵の上に出て釣る。ここでは3尾のアマゴが釣れた。
粘ればもっと釣れただろうが、上の堰堤まで行きたいので時間を考え切り上げることにして納竿して車まで戻る。
上の堰堤まで林道を上ると車が2台駐車していたが、登山者か、釣り人かは不明。
2段堰堤下に入渓する。しかし、今回は堰堤下までアタリが無かった。ブドウ虫が残り2尾しかなかったが、1段目の堰堤下でこの2尾のブドウ虫でイワナ2尾。ミミズで1尾を追加した。
ブドウ虫も無くなり、ここまで土産となる魚も十分キープしたので、2段目の堰堤は試さずに納竿して終了とした。
釣果は:
イワナ 25cm,20×2,19×2,18,17 計7尾
アマゴ 24cm,21,20,19,18 計5尾 の合計 12尾
なかなかいい釣りで今年最終の釣りを終えることができてよかった。
車に戻り、後片付けをして帰路についたのが11:54am。
[総括]
SAでブランチを取ってから帰宅したのが3:33pm。今回新しい高速道を使用して帰ったが、疲れた体には楽ちんだった。
今回の釣行を振り返ると、F002は全く残念な結果だったので、釣行というよりはキャンプに行ったと考えるしか無かった。
しかし、下山後の支流群での釣果は楽しい釣りだった。家族へのイワナ、アマゴの土産も喜ばれ、「金のいくら」もいくらかは取れて、酒と醤油漬けにしていただいた。
これで今年の釣りは終りとなるが、来年もいい釣りができることを祈るばかりだ。そして、毎回付き合ってくれているHKさんに感謝すると共に、またご一緒できたらと願う。