2021/04/19-04/21 F002, F012 釣行

2021/04/19-04/21 2泊3日の釣行。F011はボウズだったため、記載無し。


久々の釣り仲間二人との釣行だ。

  • 04/19 F012下流部, F011 この日はボウズ
  • 04/20 F002
  • 04/21 F012上流部

釣行記録

4月19日 (釣果無し)

4/19の朝に自宅を出て、現地のコテージに10:30頃集合して早ランチ。メインとなる翌日を中心として沢割りを検討する。僕は明日はF002を登ることにして、この日の午後は体力温存のためにF012の下流部へ。

F011は昨年に爆釣した下流の橋から入渓。2日前の雨にしては濁りがかなり入っている。ここでしばらく粘るが全くアタリが無い。上流の方がいいかと思い、上流まで林道を走らせる。
その途中、大型ブルドーザーが複数台入り、新しい砂防堰堤工事が真っ盛りなのを見る。

少し下ったあたりから入渓するも濁りはやはり強く、アタリも無し。あきらめて、F011に移り、本流出合から探ることにした。

F011はF012の隣でF015に右岸から同じように注ぐ渓だが濁りはほとんどない。やはりF012の濁りは堰堤工事によるものと断言できる。令和6年までの工事と書いてあったので、しばらくは影響は無視できない。

F011もF015との出合から最初の堰堤まで釣り登るが、ここでも全くアタリが無い。

こんなふうに2つの川をやってボウズなどというのはほとんど記憶が無いが、どうにも釣れる気がしないので納竿。コテージ集合の約束の時間よりもかなり早いが早々と戻る。

釣り支度を整理しながら隣のコテージの夫婦と会話したところ、昨晩は氷点下まで気温が下がり、すごく寒かったとのことだった。

4月20日

今日はF002へ登る釣り人はいないだろうと、コーヒーを飲んでからのんびりとコテージを出発した。しかし、F002登り口に6時前に到着したが、ここには都内、神奈川からつるんできたと思われる大型バイク2台が止まっていた!
エンジンに触ってみるとほのかに温かいので5時ぐらいに来たものか。

どうするか、しばし悩んだが、行くしかない!と決めた。先行者2名に追いついて、ちゃんと沢割の話をして気持ちよく釣りたいと考えた。

ちょうど6時頃出発。7時頃に取水堰に到着。汗びっしょりになったが、いつもほど辛くはなかった。最近、エレベーターを使わず階段利用で足腰を鍛えていた成果か。

釣り人を見逃さないようにしながらひたすら登る。左岸支流への分岐手前の昨秋のテント泊釣行のテン場を7時40分ごろに通過。ここまでに釣り人も見えず、今日の踏み跡らしいものもなかった気がした。この沢を赤テープを頼りに二股まで釣らずに飛ばして、二股から入渓する。

この先に釣り人がいないことは確信したので、落ちついて釣ることにした。

釣りを開始。この時期のこの沢の特徴だが、落ち葉が積もっているところが多く怖い。うっかり落ち葉を踏み込むと膝上までズボッと沈むことがあるので要注意。

水温はそれほど低くなく、昨日からの晴天で気温もかなり上がるが、なかなかいい魚が出ない。この沢は東に向かっている渓なので、木の枝にしかけをひっかけないように上を見ても、ちょうど太陽と重なってよく見えなくて、しかけをひっかけること多数。木々は芽吹き始めているので、新芽にひっかけるとしかけの回収は難しい。

ただ、僕の仕掛けは天井糸を使わないシンプルなしかけなので、木に引っ掛けても、竿と道糸とを外して下に引っ張れば簡単に外れることが多いと、今さらながら気づいた。渓流歴40年なのに恥ずかしい。

更に次の二股まで行くまで小さな魚しか出ない。二股をやはり左(右岸側)に進んだところでやっと21cm。しばらく進んで18cm。だが、水量が減ってきて、深さのあるポイントがほとんど無くなってきた。

お昼を過ぎたので、Jet Boil でお湯を沸かし、ラーメンとコーヒーでランチとした。本流はそれなりに水量があることを考え、そちらで少し釣りたくなったのでこの沢は納竿として本流まで戻る。戻るにも枯葉が危険なため、なるべく岩伝いだけで戻ることにしたので疲れる。

本流はさきほどの支流の沢との出合よりすこし下流を釣り下るが、15cmが出ただけ。あいかわらず、頭上の木の枝に仕掛けを取られて、嫌になってきたのと3時近くになったので本日の納竿とする。

下山途中の工事用モノレールの工事下が脆くて、足元が崩れてちょっと怖かった。こけて、ストックの上に乗ってしまったためストックが曲がってしまった。

4時40分頃に下山したところで、釣り仲間の車がタイミングよく通りかかる。僕もすぐにコテージまで戻ったのが5時少し前。

F002での釣果:21cm, 18, 16×2, 15, 12×2, 11 の8尾。

今回は、流れ出しに集まっていた10数匹のちびアマゴが全く餌に反応しなかったり、ブドウ虫に近寄ってきて、ツンとつついて立ち去っていくアマゴを見たりした。どうも活性がイマイチだった。早期ということを差し引いてもF002らしくなかったのが、ちょっと悔しい。

4月21日

最終日なので、お昼までに土産用の魚を釣る。今回はF012の発電所に車を停めて、すぐ上の2つの堰堤を探る。

発電所に6時半過ぎに着くと、湘南ナンバーの車が1台発電所からのゲートそばに駐車していた。ゲートを超えて上流を目指すのか。

ちょっと歩いて2段堰堤の堰堤と堰堤の間に降りる。

下の堰堤のところはプールになっているので狙ったが無反応。しかし、すぐその上で21cmが出た。よく見ると、朱点が無いヤマメ。なんでヤマメ?

さらにその上のいいポイント。落ち込み下でしかけが止まり、根がかりかと思ったがちょっと変。軽く合わせると、動く!なかなかいい型だ。取り込もうとしたが、ランディング・ネットのピンオンリールが壊れていたのでネットが伸びず、魚に届かない。しかたが無いので、恐る恐る道糸を掴んで引きずりあげる。
イワナ26cmだった。へえ~。ヤマメが出たと思ったら、こんなところでイワナかぁ。

その後、堰堤下で、またまたヤマメ。17cmと19cm。
梯子を使って上の堰堤に行ったが、ここでは魚がいない感じだった。まあ、正味1時間半ほどで土産の魚を4尾キープできたので、早めに切り上げて納竿とした。

帰りは9時半ごろ出発。途中のSAでブランチを取り、頼まれていた安倍川餅を買って、1時過ぎに帰宅。

帰宅後にささらを使って内蔵処理をして、夕食時に塩焼きにしたイワナとヤマメは家族には美味しいと大変好評だった。

今回の釣行を総括すると、気温もそれほど低く感じなかったが魚の活性がまだまだという印象か。盛期にいつもぐらいの釣果が戻ってくることを期待したい。