渓流の釣り小道具 – シマノ 渓峰尖 ZW 硬調53

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解禁に備えて、シマノの渓流竿を新調しました

2021年の最終釣行でDAIWAのメインの竿の真ん中あたりが折れてしまい、パーツを取り寄せようとしましたが、パーツの販売も終了していました。

長年、DAIWAの竿をメインに使用していました (流覇Ⅲ 硬調56MY) が、穂先が折れること数回。そして穂先のパーツが高い!
このため、以前より次回はシマノの渓流竿を試してみようと思っていました。テンカラ竿はシマノの竿を使っていますがメインの渓流竿は初めての購入です。

DAIWAもシマノもパーツの販売は販売終了後5年間ということです(がまかつはもっと長いそうです)。渓流で穂先を折るのは避けられないので、長く使うためには最新の竿を購入したいと思い、シマノの新製品の動向を注視していました。

シマノの最新の渓流のカタログを取り寄せたところ、既に2022年版になっていました。すべての渓流竿を調べてみましたが、最近販売開始しているのは本流竿で渓流竿、源流竿の製品は出ていないようでした。ズームの無い渓流竿は昨年一つ出ていましたが。

カタログとWebページを見て、渓峰尖ZWをいう竿を選びました。2017年発売なのが気になったのですが、解禁までに新製品は出てこないと踏んで、思い切って購入しました。待ちきれなかった、ということですね。

購入したモデルは シマノ「渓峰尖 ZW 硬調53」
実はモデルとしては「硬調53」ではなく「超硬調53」が欲しかったのですが、どこも品切れでした。

この竿を選んだポイントは、以下の3点です

  • 4.6mを含む3段ズーム (4.6/5.0/5.3)
  • 自重102g
  • リリアンではない

 

私の釣り方では、竿の長さは昔の渓流竿の標準であった4.5m竿がいちばんしっくりきます。また、いままで2段ズームは使っていて3段があったらなあ、と思うことが何回かあったので、この3段ズームはピッタリきました。

カーボン99.7%で重さは102gなので、持ち重りはしないでしょう。別に気になっていた源流竿「七渓峰」という7段ズームの竿があるのですが、これは152gなのが踏み切れない理由のひとつでした。

穂先のTopがリリアンではないのはDAIWAの竿もそうでしたが、仕掛けの交換が楽でミチイトの絡まりも少ないため、気にいっていた仕様です。シマノでは “回転「超感」トップ”と呼んでいます。
2022/03/01 追記:実際に仕掛けを作って初めて分かったのですが、このTopはDAIWAのものとは別物で、単に回転する金属になっていました。糸はリリアンと同じくチチワを作って結ぶ必要があり、DAIWA の竿のように楽に仕掛けが交換できるものではありませんでした。

届いたパッケージには、布の竿袋と硬いロッドケースの2つが入っていました。

渓流竿でロッドケースは無用ですよね。その分、安くして欲しかったです。

一方で、竿袋は紐で結ぶタイプなので、紐ではなく、もっと簡単にできないものかと思います。DAIWA や 旧RYOBI の竿袋はもっといいですね。

3段ズームは、4.6m、5.0m、5.3mになっています。

私の釣りスタイルで考えると4.6mを基準の使い方として仕掛けもそれにあわせようと思います。

2022/05/03 追記:2回の釣行での感想。この竿の良かった点はやはり3段ズームですね。ただ、真ん中の5.0mは使うことは無いと思います。
竿の調子はもう少し硬めの方が良かった気がします。今回、超硬調が無くて硬調を購入しましたが、やはり超硬調の方が良さそうです。
穂先の構造は、やはりDAIWAの流覇Ⅲの方がしかけ交換が簡単ですね。

2023/06/27 追記:下から4番目の#10を折ってしまってパーツを注文したところ、なんと11月上旬の納期とのこと!
これでは今季の釣りには間に合わないので、パーツの注文はしたが、DAIWA の別の竿を急遽、新調した。
これはちょっと残念です。この竿は2022年のシマノのカタログにも載っているものですが、メーカーはパーツのことも考えて販売して欲しいです。

今年の解禁釣行まで後2ヶ月ほど!使ってみた感想は、今後順次追記の予定です。

シマノの製品ページはこちらになります。
渓峰尖(けいほう せん) ZW

なお、DAIWAの「流覇Ⅲ」と、その前に使用していた「翡翠冴」と組み合わせたところ、流覇Ⅲの穂先を含めた3本ならば、 翡翠冴をベースとして組み合わせて使えることがわかりました。

翡翠冴は穂先だけが折れていて、パーツもまだ販売中ですが、穂先だけで¥7,400もするのでパーツも購入しないでいたものです。

もともと翡翠冴は5.0m、5.5mの2段ズームですが、 流覇Ⅲのパーツと交換した長さは4.8m、5.3mでなかなか良さそうですので、今年はこれを予備竿とし、いままでの予備竿だった RYOBI METAROYAL 秘閃 中硬硬53 は車載の予備竿(予備の予備)にすることにしました。