GoPro HERO4 Silver の渓流での使用

渓流の釣りでの釣れたときの記録や、釣り場へのアクセスの記録にウェアラブル・カメラ GoPro HERO4 Silver を使用しています。

2016年の渓流解禁前に入手し、いろいろなテストをしてから、釣行時にはずっと装着しています。

それ以前からもPanasonicのアウトドア用ムービー・カメラなどを時々使用していましたが、ピンと来るものは無かったのですが、GoProは一味も二味も違いました。

QuickPictureという機能を ON にすれば、上部のボタンを押すと電源が入ると同時に撮影を開始し、もう一度押せば電源まで切れます。片手だけで操作できるので、釣り上げた時の記録にはもってこいですね。

標準で上のような防水ケースに入っているので、ときどき釣り場の川の中にカメラを突っ込んで、普段見ることのできない水中の魚を撮ることもあります。

渓流の落ち込みの白泡の様子などは、地上から見るイメージと、水中の実態との違いがよく分かり、こんな遠くまで白泡は魚の視界を塞いでいるんだなとか、なるほどと思ったりもします。

群れているのは中小型のイワナ達です

 

静止画ももちろん撮れるのですが、静止画を撮ることは珠にしかなく、通常は動画撮影です。
4K画質でも撮影できますが、通常は Full HD で動画撮影しています。
(撮っても写せる4K TVは我が家には無い^^;)

撮影時の画角も4種類から選べますので、いろいろの画角を試してみました。

以下は魚眼っぽいSuperViewという画角ですが、これは自分が高速で移動しているようなアクション撮影には向いていますが、釣りには不向きです。

他には、Wide、Medium、Narrowがあります。比較してみると以下のような感じですが、渓流でかかった魚と釣り場の情景の記録を試した結果では”Medium”が一番いいようです。
現在の記録はすべてMediumで撮影しています。

さてウェアラブルデバイスである GoPro を体のどこにつけるかですが、プロも使用する GoPro なので、いろいろなメーカーから様々なアタッチメントが販売されています。
よく使われているのがヘルメットなどの頭に装着というパターンですね。しかし、海釣りなどと違って渓流釣りでは魚がかかってから、竿をどう動かし、どこで取り込むかを探すために、頭の上の木の枝を確認したり、上下左右に頭を動かして見渡しますね。そのため、頭にカメラをつけているとグルグルと動くとんでもない画像になります。

ザックのベルトにつけるタイプも試しましたが、カメラは左右どちらかのベルトにつけるため、体の右か左になってしまうためにいいショットが撮れません。やはり体の中心にカメラはあるべきです。

そこで、胸につけるタイプのアタッチメントを入手しました。

このままの使用だとカメラの位置が下過ぎます。そこで、肩バンドを裁縫で短くしてフィッシング・ベストのVネックの隙間にカメラがくるようにしています。この位置だとベスト・ポジションになります。

2022/05/24 追記
現在はGoProは首からさげるネックスマウントを試用中です。

まだチェストマウントを止めたわけではありません。

渓流では、釣れそうな場所になったら、撮影開始しますが、そううまくは釣れる場面が撮れるわけもなく、帰宅後にチェックすると、まあ動画3~5本に一つ、釣れているいいシーンが写っている感じでしょうか。
バッテリーは一つで1時間程度は持ちます。普段は予備2個のバッテリーをザックに入れての釣行です。
まあ、これで2~3日の釣行では問題ないですね。

2022/05/24 追記
最近、バッテリーも劣化してきたのか、不安なこともあり、2~3日の釣行では予備4個を含めてバッテリー5個を持っていきます。

個々のバッテリーには白マジックで番号を書いておいて、順番に取り替えて確実にローテーションさせています。

最後に:
写真だと後で見ても「ここはどこ?」といった感じですが、GoPro を使った動画だと、「この川のこの場所でこの場面」という記憶が蘇る確率がぐっと増えるので楽しみは数倍に増加します。渓流釣り師にはぜひお勧めです。

帰宅後に動画編集、最終ムービーの完成までの様子は別の機会に。