渓流の釣り小道具 – ヘルメット

渓流の釣りでも最近はヘルメットを使用している。しかし色が…

ひょっとすると使用しているヘルメットの色が釣果に悪影響を及ぼしているのでは?と疑問がわいてきた。

ヘルメットを使用するきっかけ

2018年3月からの解禁釣行より、釣りにはヘルメットを持参するようにした。

歳のせいか、渓で転ぶことが多くなってきた。
ある時、濡れた岩によじ登ろうとして滑って背中から落ちた。このときは背負っていたザックのおかげで何もなかったのだが、もし頭を地面の石などに打っていたらと思うと少し恐くなった。こんな山奥の渓に他の人がいつ来るかも分からない。

これがきっかけで、単独釣行ではヘルメットをつけておくことにした。

購入したのはモンベルの L.W.アルパインヘルメット。なんといっても225gと軽いのがいい。色は4種類あるのだが、購入時にはターコイズ(薄い青緑)のものしか店頭在庫がなかったのでそれを購入した。

ヘルメットの色と釣果への影響?

この派手な色が気にはなっていたのだが、気にせずに使ってきた。

しかし、昨年より釣果があまり良くないことが多い。魚影を見ることがあってもアタリが無いことがかなりある。
ひょっとして、このヘルメットの色のせいでは?なるべく魚に気づかれないようにアプローチしているつもりだが、頭の上のヘルメットが魚からは一番見える場所。この色のせいで魚に気づかれている?

このヘルメットの色は自然界にはほとんど無く、ときどき渓流でみかける派手なカワセミが似たような色だ。

調べてみたら、カワセミは川魚の天敵だ!

もし魚がヘルメットをカワセミと認識したら、それは間違いなく釣果に影響しそうだ。

気のせいかもしれないが、釣果に悪影響がありそうなものは排除したい。

そう思ったら、気になってしまったので、別の色を購入することにした。こんどは同じ製品のガンメタリックのものだ。

キャップとの併用と運び方

ヘルメットは頭に直接かぶると汗をかく時はどうにも気持ちがいいものではない。それで、今は薄い生地のキャップをヘルメットの下にかぶるようにした。このほうが涼しいし、汗にも対応できる。

ヘルメットは渓へ持参するが、平坦な林道などのアプローチではかぶると暑いし、脱ぐと邪魔になる。

かぶらないヘルメットをどう運ぶか?当初はヘルメット・フォルダーを購入し、ザックの背中にくくりつけていた。しかし、木の下をくぐったりするとヘルメット・フォルダーから簡単に外れてしまうことが多かったので止め、ヘルメット単体での他の方法を模索した。

このヘルメットにはいくつものベンチレーション用の穴が開いていて、後頭部に近いところには一番大きい穴(下の写真の赤矢印部分)がある。
この穴にストラップを内側から通してバックルをしっかりはめるとちょうどいい感じになる。これならば、つながったストラップを使ってザックの後ろのちょっとした場所にくくりつけるのは簡単だ。この方法だとザックからヘルメットが脱落する危険は無いし、脱着も簡単にできるので気に入っている。

万が一のための釣行時のヘルメット着用

渓流の釣りだけのためにヘルメットをかぶっている人はほとんど見ない。しかし、渓は危険だらけであることは間違いない。

昨年、わたしの釣友が渓で転んで頭を打った。しばらくは頭痛はあったものの、複数の検査でも特に異常は無かったようだった。本当に良かった。
自分にも同じことが起きないとも限らないので、今後も釣行時のヘルメット着用はこころがけたいと思う。