Garmin – Instinct 2X Dual Power の GPS機能の実力

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Garmin のアウトドア用スマートウォッチのGPS機能の実力の考察です

最近、Garmin のアウトドア用スマートウォッチ [Instinct 2X Dual Power]を購入。渓流での使用でその実力を確認しましたので、その報告です。

いままで、カシオのPro Trekを愛用し、このサイトでも機能紹介をしたりしていました。
Pro Trekはウォッチ自体にGPS機能は一切ありませんが、専用のスマホのアプリである[PRO TREK Connected]のGPS機能とBluetoothで連携することにより、位置情報をスマホに記録し、GPXファイルとして他のアプリへの共有や、PCなどにファイルを保管できるものでした。いわば、このアプリがあることでPro Trexは渓流の釣りなどの場面で活躍してくれていました。
しかし、昨年の秋に[PRO TREK Connected]アプリの終了および[CASIO WATCHES]アプリへの移行をCASIOより告げられました。ところが、[CASIO WATCHES]アプリは閉じたアプリで、記録された位置情報を他のアプリへの共用やGPXファイルとして書き出す機能が一切ありません。

このメーカーの対応の変更で、Pro Trex は私にとっては意味の無い単なる腕時計になってしまいました。全く残念です。

このPro Trex の代わりにGarminのアウトドア用スマートウォッチ [Instinct 2X Dual Power]を購入し、愛用してきたPro Trexは引き出しの奥にしまいました(お疲れ様…)。

この [Instinct 2X Dual Power]の機能は以下の2点が私にとっては大きな魅力です。

  • Dual Power。大きな充電池へのUSBによる充電に加え、ソーラー充電機能があり、スマートウォッチで心配になるバッテリーの持ち時間をあまり気にしなくていいこと
  • GNSSマルチバンドによる位置情報取得

GNSSマルチバンドについて、ここで細かな説明はしませんが、世界中の衛生信号の捕捉が圧倒的に優れています。

私は従来からGarmin のハンディーGPSレシーバー、eTrex 30xj を釣りには携行し、このレシーバーで、釣った魚を都度記録しています。eTrex 30xjはGNSSマルチバンドではありませんが、GPS、GLONASS、そしてみちびきに対応していますので、それなりにしっかりと位置を記録してくれます。

先月の釣行からInstinct 2X Dual Powerを携行し、帰宅後にeTrex 30xj とInstinct 2X Dual Powerの記録された位置情報を比較してみました。そして驚きました。
Instinct 2X Dual Powerの位置情報の記録精度はすごいです!

記録された位置情報の記録

水色の記録(=Instinct 2X Dual Power)とえんじ色の記録(=eTrex 30xj)をよく見るとその違いが歴然です。
これはある渓流の川沿いに釣り登っているのですが、えんじ色の記録では林道に突然あがったりしています。
上部(北)の場所で退渓するまで谷間にいるのですが、いままでは衛星の位置情報はこのレベルでしかたがないと思っていましたが、GNSSマルチバンドだとここまで精度良く記録されていることに愕然としました。
この日はいつ雨がふってもおかしくない、どんよりとした雲の厚い日でしたが、晴れていればもっと正確に捕捉することでしょう。すごいです!