渓流の釣り小道具 – HOVERAir X1 Smart 超小型ドローンの謎解き

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気になっていた釣行用の99gの初ドローン。渓流の釣り場で使いたいと思って購入したが、まずは謎解きが必要だった

YouTubeを見ていて、小型の免許不要のドローンとして、この機種が気になっていたが、セールが始まったので、家族の了解も得て購入した。

購入したのはオールインワンバンドルというパッケージで、セールで専用収納ケースもついたセットもの。

色はホワイトにした。
早朝の暗い中での釣り道具、夜間でのキャンプでは黒いものは見つけにくくなるので、最近購入するアウトドア製品は黒はなるべく避けている。

本体付属のバッテリーの他にバッテリーが2個と2.5回分パッテリーを充電できる充電ハブ、30W電源アダプターとType-Cケーブルがセットされている。

届いた製品の第一印象。パッケージが可愛い!
本体が小さい、軽い!これなら釣行時にも携行しやすそうだ。

自宅のある横浜近辺でドローンは飛ばすところがないので、宅内でいろいろ試してみてから、解禁釣行に携行することにした。

なんとも不思議だったのが、メーカーは日本企業ではなく、中国企業ということ。
失礼を承知の上で言うと、パッケージング、そして説明動画などが日本人ぽい出来栄えで心地よい。

このドローンの一番の売りは、スマホやリモコン無しで本体だけで飛ばして撮影ができるということだろう。
ポケットに入れて持ち歩いて、飛ばして撮影したい時にポケットから出して飛ばすだけ。お気軽なドローンだ。

さて製品が届いたが、読むことのできる「取扱説明書」は提供されていない。スマホのアプリ内の動画などが提供されているほとんどの情報。
疑問がたくさんあるのだが、ネットで調べても明確な答えはまとまっていないので、以下は自分なりに調べてみた。
(内容については保証はしません)

メーカー名は?

Zero Zero Robotics という中国を拠点とするメーカーだが、日本にも拠点はある。

音声録音はどうやるのか?

  • 音声はスマホをWiFiでつなげた状態で、「音声録音オプション」をONにしてスマホのマイクからアプリ内に保存される。そのため、WiFiで接続していない飛行では音声は保存されない
  • アプリの「Hover アルバム」を選択して本体の動画をダウンロードすると、アプリ内に保存された音声データと合成して音声付き動画が生成されるらしい
  • 本体動画「HoverX1S_nnnn.mp4」+ スマホ音声データ
    → スマホ動画「HoverX1S__yyyymmdd_nnnnnnnnnnnnn.mp4」
  • 撮影時にスマホ音声データが作成されていない場合、作成されたスマホ動画には音声は入らない

Hoverアルバムを見るには?

  • 本体をONにして、スマホとWiFi接続すると、アプリ内のHoverアルバムを開くことができる

録画されたデータはどこにあるのか?

  • アプリのHoverアルバムで明示的に消すまで本体に保存されている
  • 本体には「HoverX1S_nnnn.mp4」として保管(nnnnは0001から始まる順序番号)

録画されたデータをPCに送るにはどうやるのか?

  • Type-CケーブルでPCまたはスマホと接続すると、本体の内蔵データ領域は外部ドライブとして認識される(されないこともある)

Type-Cケーブルは普通のものでいいのか?

  • どうやらPower Delivery(PD)対応のケーブルでないと充電には適さないらしい

スマホとType-Cケーブルで接続すると、どうなる?(HoverAir の Power Off)

  • スマホが外部ドライブとして認識するが、認識しない場合もある(?理由は不明)
  • ドライブとして認識された場合には、ドライブのルートに保存された「HoverX1S_nnnn.mp4」がアクセス可能なので、コピー、削除などが可能

アプリで「ダウンロード」を選択するとどうなる?

  • 写真フォルダー(DCIM)内に「HOVER_X1」フォルダーが作成され、そこにMP4ファイルがダウンロードされる
  • 「/DCIM/Hover_X1」フォルダーに「HOVER_yyyymmdd_nnnnnnnnnnnnn.mp4」として保存

飛行開始時の位置把握はどうしているか?

以下はサポートセンターとのやり取りで入手

  • HOVERAir X1 Smartにはオムニテレイン機能は搭載されていない
  • 位置把握は主にVIO(ビジュアル・イナーシャル・オドメトリー)に依存しており、視覚的な模様が少ない環境(水面、雪面、均一な草地など)や強い光が差し込む環境では、位置把握能力が低下する可能性がある
  • このため、予期しない飛行動作やフライアウェイのリスクが高まることがあり、山岳地帯や森林地帯での飛行時は、常に視界内で慎重に操作する必要がある

仕様の面でまだ分からないことがいくつかあるが、今後も解明してみたい。

スマホに保管される動画のファイル名は?

  • 「HOVER_yyyymmdd_nnnnnnnnnnnnn.mp4」として保存される
    例:HOVER_20260319_1773920985040.mp4
  • この [nnnnnnnnnnnnn] の部分は「動画ごとに付与される固有の識別子」とのこと。
    (HOVERAirサポートからの回答)
  • [nnnnnnnnnnnnn] はスマホにダウンロードされた順番に採番されるようだ。

動画のタイムスタンプは?

  • スマホと接続された状態で撮影されたものであれば、「HOVER_yyyymmdd_nnnnnnnnnnnnn.mp4」のタイムスタンプは撮影時刻となっている。
  • 「HoverX1S_nnnn.mp4」のタイムスタンプはどうなっているかはまだ不明
  • スマホを使用しない撮影を同じ日にいくつも撮影すると、この動画はいつ撮影したものなのか分かりにくい (今後、分かれば追記したい)

本体のフライトモード・ボタン

本体にある飛行モードの6つの選択ボタンには以下が登録されている

  • ホバリング
  • ズームアウト
  • オービット
  • フォロー
  • カスタムモード(これはスマホで以下の飛行モードから選択する)

(2026/06/21追記) 飛行モードのボタンの長押しで、各飛行モードのパラメーターが押すたびに切り替わる

スマホ・アプリでのフライトモード選択

ベーシックモード

  • ホバリング
  • ズームアウト
  • オービット
  • フォロー
  • 俯瞰撮影

アドバンスドモード

  • マニュアル操作
  • ストップモーション撮影(カスタムモードの選択肢)
  • フロントフォロー(カスタムモードの選択肢)
  • アングルトラック(カスタムモードの選択肢)
  • 屋内フォロー(カスタムモードの選択肢)
  • 360°スピン(カスタムモードの選択肢)

プロフェッショナルモード

  • インテリジェント制御(カスタムモード)の選択肢

渓流の釣り場でどう使うのか?まだまだ不明なところがあるが、とりあえず試してみた。

本体をザックの外部ポケットに入れて持っていくと使いたい時に取り出すのが面倒だ。
しかし、この本体はポケットに入ってしまうので、二度の釣行で気の向いた時に取り出して試してみた。

やってみて分かったのは、セットされているフライトモードは全て最初にセットした「人」を撮影するのが基本。
「人」以外の場所を撮影したい場合はマニュアル・モードでカメラの向きを調整して撮影しなくてはいけないということ。

今後の釣行で、さらにいろいろ試してみたい。

試してみた撮影動画サンプル