2024/04/23-24 F012, F033, F056 宿泊釣行
年券を買ったいつもの川に民宿利用で釣行
今回の予定
あいかわらず天気予報を毎日見ているが、初日から翌日は雨模様。この天気ではF002に登る気合いも入らず、今回の初日はF056、午後はチェックインまでどこかで釣って、翌日はF012を探る予定。
この川付近には営業中のオートキャンプ場もないし、どうするか?
曜日の関係で昨年も利用した宿もお休みだし、となりの旅館に電話してみたが、なんと個室は満室とのこと。工事の関係だろうか?
残るは一昨年に利用した民宿しかない。電話で予約が完了した。
今回は買ったばかりのスマートウォッチ、Garmin Instinct 2X Dual Power の[釣り]モードがどんな感じかも試す釣行となる。そして、同様に新調したGarminの無線温度計Tempe。これをザックの外にぶら下げてGarminのGPSとスマートウォッチで正確な外気温も記録できる。
高速の深夜割引を適用させるために4時前には東名高速に入るように3時前に起床して出発の予定。
F056釣行
高速の深夜割引を適用させるために2:45am起床、3:20amに出発し、東名の横浜町田ICに向かう。新東名のSAで休憩。高速を降りてからセブン-イレブンでランチを購入してF056に向かう。
県道のど真ん中に子鹿の死体があり、カラスが来ていた。車にぶつかったのだろうか?
うっかりして忘れていたが、着いたF056の林道のゲートはGWまで閉鎖されていた。しかたなく集落最後の場所に駐車、6:22am。
今回の釣行では、昨秋の釣行の反省からウェット・ウェーディングはやめて、コンパクトヒッパーを利用した。
いつもの川への廃林道を使ってF056に降り立つ。釣行開始は6:55、気温13.5℃。
すぐに小さめのアタリが来るが、合わせが早すぎるのかなかなか合わないが、10分後に15cmイワナ。
その後もポツポツとイワナとアマゴが釣れるがどうも型がいまいち。昨日か、一昨日のものと思われる踏み跡があるが、そのせいだろうか。
どんよりと曇った空でどうも気分も乗らない。
川を横切る倒木でいつも良型が出るポイント、昨年は24cmイワナ、には杉の枝が更にごっそりかぶさっていて釣りにならない、残念。
堰堤の少し下でやっと出たのが19cm。これが茂倉での今回の最大サイズ。20cm以上が出なかったのは珍しい。
竿を一旦たたんで、二段堰堤を左岸から高巻く。
ランチもどきの休憩。1時。気温:12.8℃、水温:12℃。その後、砂防堰堤工事下を過ぎて釣り登るが午後1時半ぐらいになったので、この後の釣りのができる残り時間を考えて納竿とした。
F056での釣果。
イワナ:19cm, 18, 15×3, 9×2, 8, 6 の9尾
アマゴ:18cm, 17×2, 16, 15×2, 12, 7 の8尾
前半はずっとイワナだったが、後半はアマゴが中心になった。しかしアマゴたちの尾びれはあまりきれいではなく、放流したばかりの魚体に見えた。
最近のF056での釣行では20cmオーバーの魚が必ずいくつか出ていたので、やはり不満が残る。
林道を車まで戻る途中に工事用のモノレールがあり、工事の標識が出ていたので見てみると大手ゼネコンの大林組のもので、そこにはリニアの橋梁工事関係とのこと。
帰宅後に確認してみると、F056のもう少し上をリニアのトンネルが横切り、その先(西方)で橋になる。どうもその辺りの工事に関係しているモノレールだったようだ。改めてリニア新幹線のルートを再確認した。
ちょこっとF033
F056を後にしてどうするか?宿に向かって上流に進み、本流とF033との出会い辺りを試そうと思った。旅館そばの郵便局そばの駐車スペースに駐めようと思ったが数台の車で埋まっていたので、すこし下流の道脇のスペースに駐車し、旅館の脇の川へ降りる階段を利用してF033に出る。
少し先の本流まで行ってみたが、以前来た時の記憶とは全然違い、本流は増水して大河川になっていた。しばらく探ったが増水した濁流で釣りにならないので諦めた。戻ってF033をちょっと覗くと、21cmイワナ。更に少し上で20cmイワナ。あいかわらずF033は何故か濁っているし、水量も多い。いったいどこでどのくらい、雨が降ったのかよく分からない。F056ではそれほど降ったようには見えなかったが。水温11.2℃。
15:30になり、チェックインにもいい時間なので納竿。宿にチェックインしてからの「奈良田の里」温泉が楽しみだ。
二度目の民宿と温泉
宿に着くと出かけていたおばさんがちょうど帰宅したところで、離れのログハウスの2階に案内される。前回とは違う棟だ。
今日は、前回もそうだったが、客は私だけのようだ。
宿では温泉の無料券をもらえた。
夕食は温泉の後の6:30頃とお願いする。
今回は前回コロナの影響の時短で行けなかった平安時代からの温泉に向かう。
置いてあった案内を読んで、由来がやっと分かった。
温泉はぬるっとしたお湯だが温度はぬるめなので、しばらく入っていてもなかなか温まれない。疲れた体にはもう少し温度の高い湯がいいかな。
温泉から戻り、夕食まで時間があるので、荷物の整理や、明日の準備、GPSの記録の確認などをして時間を過ごした。
テレビをつけようとしたが、なぜか映らない。アンテナ線の問題かと調べたがどうしても映らないので、空いている隣の部屋のテレビを確認したが、同様にダメ。
食事の時間になったので母屋に移り、夕食。
この時にテレビの件を尋ねると、申し訳ないけど、昨日から地域の共同視聴アンテナの故障で明日にならないと治らない、とのことだった。
夕食時のビールで瓶ビールは一人には多すぎると言うと、缶ビールがあったわ、と出してもらえた。
夕食はけんちん汁のような汁、野菜の天ぷら、モツの煮込みなどが大変おいしかった。
予約時にもお願いしていた明朝のお弁当の確認と夜明け頃の出発なので精算したいというと、明日の朝でいいと、なぜかおばさんは譲らない。
ログハウスの中の様子を見たりして気づいたのだが、どこにもチリ一つなく、掃除が行き渡っているのが分かり、すごく心地よい。
老舗旅館などでも、これほど小綺麗にしているところはなかなか無いと思う。
テレビが映らないので、スマホのTVerでドラマを一つほど見て時間をつぶす。
早めに就寝。こむら返りを避けるために、両足にカイロを貼り付けておく。漢方薬は夕食前に飲んでいた。
しかし、夜中に足がつりそうになって目覚めた。姿勢を変えたりしていたら運良く痛みも収まり、その後に寝ることはできた。
F012釣行
4:30にアラームをセットしたが、早めに目覚め4:15頃から支度を始める。この少し前は土砂降りの雨だったようだ。外を見ると母屋の電気は点いていた。
おばさんには5時ごろと言っていたので、5時に母屋に声掛けをした。弁当を受取り、支払を済ませた。¥9,200。ちなみに一昨年は¥8,350。 少し値上がりしたようだ。
宿を出発し、F012に向けて車を走らせる。雨は小降りになっていた。
しばらく走ると、2頭の鹿が突然目の前を横切り、油断していたらぶつかるところだった。昨日の子鹿も似たような状況だったのだろう。
F012はいつもの工事の資材置き場の入口付近に駐車。2番目の橋から入渓する。雨が降っていたのでレインウェアを着用し、GoProは諦めた。
川は濁っていて、水量もかなり多い。最近は対岸に渡っての釣りが多い内河内だが、なかなか渡渉できるポイントもなさそうだ。
5:35am。橋の下で期待した一投目。残念ながらアタリが無い。水量のせいでポイントも限られている。気温13.6℃、水温13.4℃。
それでもどうにか渡渉ポイントを見つけ、対岸を釣り登る。しかし…. 全くアタリが無い。
そんな中で昨秋の禁漁直前に27cmイワナ2尾をリリースした流れ込みに到着。釣られていなければ、更に大きくなっていないかと、淡い期待を持っていたポイントだ。
最初のポイント。昨年より埋まってしまっている感じ。本流は濁流で水量が多いが、ここは昨年より水が少ないようだ。残念ながら、魚の反応は無い。
次のポイント。こちらも水量は減っている感じだが、餌を入れると魚が寄ってきたのが見えた。イワナのはずなので、時間をおいてからあわせるといい引き!これは昨年の魚かと思ったが、なんと23cmイワナだった。すごく嬉しい反面、これはどういうことか?魚が小さくなるわけはないし…
この後もF012の本流をしばらく釣り登るがアタリは無し。一方で、雨足が強くなってきた。林道側に渡渉できなくなると危険なので諦めて納竿することにした。
車に戻ったのが、まだ7:45am。結局、内河内での釣果は23cmイワナ1尾で終わった。まあ、こんな雨ではしかたがないか。
今回の釣行は天候のせいだと思うが、消化不良の感は否めない。来月の釣りに期待しよう。
お弁当
雨足が強くなる中、帰る途中の公園の東屋に立ち寄り、屋根の下で、用意してもらったお弁当を広げた
そういうことか!
おにぎりかと思ったら、立派なお弁当だった!
これは民宿のおばさんが夜明け前から作ってくれたものだ。
おばさんはそのつもりだったから、精算は朝でいい、と言っていたんだと思った。
ありがたいです。このお弁当は朝食としておいしくいただきました。
この後に東屋で靴を変えようとしたらスニーカーが無い。民宿を出る時にウェーディング・シューズを履いて出てきたので、スニーカーを忘れたようだ。
仕方がないので、20km近く戻って、スニーカーを回収させてもらった。
まあ、今回は不完全燃焼だった。まだ今年は気持ちいい釣りをしていない。今後に期待するしかないね。